
「リビング用の気化式またはハイブリッド式(気化式+加熱)の加湿器の購入を検討しているが、サイズやモデルがたくさんあって、どれを選べばよいか分からない・・・。具体的な選び方を教えてほしい。そもそもおすすめの商品を知りたい。」
この記事ではこういった疑問・要望に応えます。
目次
サイズの選び方

以下の表を参考に、設置する部屋の床面積に応じた加湿能力(加湿量)を持った加湿器を選びます。
適応する床面積より広い部屋で使用すると効果が薄くなり、狭い部屋で使用すると結露やカビの原因になるため注意してください。

上記の通り注意が必要ではありますが、大半の気化式ハイブリッド式加湿器には湿度調節機能が付いていますので、金銭的に余裕がある場合、一段階上の加湿能力を持った製品を選ぶことをおすすめします。
給水方式

タンク式
ハイブリッド式加湿器で最もメジャーな方式です。取り外し可能なタンクに水を入れて、本体にセットするタイプです。
タンクが縦長だと洗面所などの蛇口の下に入らず、購入後に「給水できない!」となってしまう場合があるので、給水場所を念頭に置いてタンクのサイズを確認しましょう。
直接式
取り外し可能なタンクがなく、本体の給水口に直接注ぎ込むタイプです。バルミューダのRainという製品が発売されて注目されるようになりました。タンクを取り出す手間が省けることから人気を集めています。
ハイブリッド式(タンク式+直接式)
タンク式と直接式の両方に対応し、どちらの方法でも給水可能なタイプです。給水のタイミングや好みに応じた方法で給水できるので、非常に便利です。
おすすめの給水方式
筆者のおすすめはハイブリッド式です。ハイブリッド式とタンク式の加湿器を持っていますが、直接給水のお手軽さを知ってしまうとタンク式には戻れません。
もちろん直接式でもよいですが、大容量の場合は一気に給水できる構造を持っているハイブリッド式の方がメリットが大きいです。
メンテナンス性

加湿器は「水」を扱う製品ですので、お手入れを怠ると水回りの部分に雑菌が繁殖します。冬場の乾燥する時期にしか使わないとはいえ、日常のメンテンナンス性は使い勝手に大きく影響するので、入念に確認しましょう。
注意すべき主なポイントは以下の3点です。
- 給水容器、加湿フィルターのお手入れは容易か?
- 加湿フィルターの交換頻度は?
- 抗菌仕様になっているか?
おすすめのモデル
【ハイブリッド式】SHARP HV-J55 / HV-J75
筆者の最もおすすめする製品です。 加湿能力の違いによって型番が異なります。 ( HV-J55:550ml/h、HV-J75:750ml/h )
お勧めするポイントは、以下の通りです。
- 給水方式はハイブリッド式のため、上からの直接給水、トレーを取り外して一気に給水どちらも可能
- タンクではなくトレーを採用しているため、排水・お手入れが容易
- 外れるパーツはすべて丸洗いOK
- 吹出口
- 給水口
- 給水カバー
- 給水トレー(加湿フィルター)
- 加湿フィルターは1日8時間の使用で約48ヵ月使用可能
- トレー内の雑菌繁殖を防止するAg+イオンカートリッジが付属
まとめ

以上、気化式加湿器の選び方とおすすめのモデルを紹介しました。
購入する製品が決まれば後は購入するのみです。コード決済やクレジットカードのキャンペーン期間に購入することでお得に手に入れることができますので、事前にインターネットで調査した上で購入しましょう。