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【普通預金口座】はあおぞら銀行BANK支店が最もおすすめ【理由解説】

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2019年7月16日に提供を開始したあおぞら銀行BANK支店。非常に魅力的なサービスを提供している、あおぞら銀行のインターネット支店です。本記事では、日常生活で用いる普通預金口座にあおぞら銀行BANK支店の利用をおすすめする理由について解説します。


おすすめする理由

その1:預金金利

あおぞら銀行BANK支店では、普通預金金利はメガバンクの200倍となる驚異の0.2%と、他の金融機関を圧倒しています。また、あおぞら銀行の有人支店(通常の店舗型支店)の金利と比べて圧倒的に優遇されていることがわかります。

しかも、 給与振込口座の設定や特典サービスの利用などの条件が不要にもかかわらずこの金利です。ネット専業銀行でも条件なしでこの金利を提供しているところはありません。

普通預金金利が他金融機関の定期預金や条件付きの普通預金の金利を上回っていますから、非常時用の生活防衛資金の預入先として利用するのもおすすめです。定期預金と違って途中解約等の手続不要でいつでも引き出せるのは大きなメリットですね。

2020年3月現在普通預金金利定期預金金利
あおぞら銀行
BANK支店
0.2%0.2%
あおぞら銀行
有人支店
0.001%0.010%

参考にメガバンクの預金金利を見てみましょう。メガバンクの普通預金金利は0.001%と、100万円を1年間預けたとしても利息はたった10円ですし、定期預金の金利は0.01%と普通預金の10倍とはいえ、1年後の利息は100円とATMの時間外手数料にも満たない金額です。

あおぞら銀行BANK支店と比較すると、普通預金は200分の1、定期預金は20分の1の金利しかありません。

2020年3月現在普通預金金利定期預金金利
三菱UFJ銀行0.001%0.010%
三井住友銀行0.001%0.010%
みずほ銀行0.001%0.010%

次に、メガバンクより金利が良いといわれるネット銀行の預金金利を見てみましょう。給与振込口座の設定や特典サービスの利用などの条件を満足していれば最大0.15% (メガバンクの150倍) を達成できますが、特典等のない通常の普通預金は0.02%程度(メガバンクの20倍)です。

どちらもあおぞら銀行BANK支店に劣りますし、証券口座を開設しておく必要があったり、イオン銀行ではイオン金融部門のサービスを多数利用していなければ、最大の金利を達成することはできません。条件なしで普通預金金利0.2%がいかに驚異的か理解できたかと思います。

2020年3月現在普通預金金利定期預金金利
イオン銀行0.001%0.020%
イオン銀行
(プラチナステージ)
0.150%同上
GMOあおぞらネット銀行0.001%0.020%*1
GMOあおぞらネット銀行
(証券コネクト口座)
0.11%同上
楽天銀行0.02%0.02%
楽天銀行
(マネーブリッジ利用者)
0.10%同上
SBJ銀行0.02%0.030%
SBJ銀行
(普通預金プラス)
0.10%同上

*1) 一部の預入期間は0.030%


その2:ATMの利便性と手数料

あおぞら銀行BANK支店では、あおぞら銀行のATMだけでなく、全国のゆうちょ銀行または郵便局のATMで回数の制限なく入出金が無料です。この点は、あおぞら銀行の有人支店で保有している口座と同様のサービスですが、全国を網羅している郵便局のネットワークを利用できる点で、他の金融機関より利便性が高いと思います。なお、手数料はかかりますが、コンビニや他提携銀行でも入出金可能です。

都市部で生活している人であれば、コンビニのATMを無料で利用できるほうが利便性が高いと思うかもしれませんが、ATM手数料がお得なネット専業銀行でも無料で利用できる回数には制限があり、回数を超えてしまうと通常の利用手数料がかかります。

都心部にも郵便局やゆうちょ銀行のATMは点在しており、不便さを感じることはほとんどないでしょう。回数の制限なく入出金が無料ですので、必要な時に必要なだけ出金したいという方には非常に魅力的なサービスといえるでしょう。

ATMの場所は日本郵政グループのホームページ(こちらをクリック)から簡単に検索できますので、自宅や職場周辺に利用できるATMがあるか調べてみてください。意外と身近なところにありますので、驚くと思いますよ。

また、都市部以外で生活している人には、全国のゆうちょ銀行または郵便局のATMが使えることのメリットは伝えるまでもなく納得されるのではないのでしょうか。


デメリット

その1:通帳が発行されない

既にネット専業銀行で口座を保有している方にはデメリットではないかもしれませんが、店舗型の支店でしか口座を保有していない方には抵抗があると思います。

紙の通帳が発行されませんので、インターネットバンキングを利用するか、あおぞら銀行の提供するアプリで口座を管理する必要があります。慣れれば記帳が不要になるので便利だと思いますが、最初の一歩を踏み出すのは少し勇気がいるかもしれません。


その2:振込手数料無料のハードルが高い

振込手数料無料のサービスが2019年9月から始まりましたが、最低でも預入金額が500万円以上である必要がありますので、非常にハードルが高いです。

ですから、毎月のように振込が発生する方や、振込手数料無料のサービスを利用して複数の金融機関へお金を振り分けて管理されている方にはおすすめできません。これらに当てはまる方は、他のネット専業銀行をメインバンクとして利用し、あおぞら銀行BANK支店は非常時の生活防衛資金を預入しておく口座として利用されるのがおすすめです。


その3:ネットバンキングのUIレベルが低く使いづらい

あおぞら銀行はBANK支店設立前からネットバンキングサービスを提供しているはずですが、ネット専業銀行と比較してネットバンキング用サイトの使いづらさは大きなデメリットといえます。

普通預金口座としてアプリで金額の確認等をするだけであれば特に問題ありませんが、ホームページからインターネットバンキングにログインして利用すると、使いづらさに唖然とします。

この点については特に優先して改善してほしいものです。。。


まとめ

あおぞら銀行BANK支店は、普通預金金利およびATMの利便性と手数料の面から非常におすすめです。ただし、いくつかデメリットもありますので自身の利用方法を明確にしたうえで口座を開設し、利用されるとよいでしょう。

筆者は、振込手数料のデメリットを避けつつ普通預金金利のメリットを活かすため、非常時の生活防衛資金を預入しておく口座として利用しています。参考にしてみて下さい。


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